純系名古屋コーチンのおいしさの秘密
純系名古屋コーチンとは
名古屋コーチンとは、日本三大地鶏のひとつです。
その深い味わい、旨味、コク、歯応えは、長年に渡りたくさんの人々から評価されています。その中でも、「愛知県指定重点孵化場」から出荷されたヒナを、愛知県内で育て、愛知県内で食肉処理された名古屋コーチンに限り、「純系名古屋コーチン」という名称が与えられます。
ハレノダイニングで取り扱うのは、地元・愛知県の自社・指定農場で生産された、
安心・安全・本物の純系名古屋コーチンです。
コーチンの中のコーチン、「純系名古屋コーチン」をぜひご堪能ください。
普通の「とり肉」と何が違うの?
「地鶏」の定義は、日本農林規格(JAS)で規定されています。
以下の条件をすべてクリアしたものだけが「地鶏」とつけることができます。
- 明治時代までに定着した国内在来種由来の血統が50%以上であること
- ふ化日から80日間以上飼育していること。(ブロイラーは50日程度で成鶏になり、出荷されます。)
- ふ化後は28日目以降は、平飼いで育てること。
- ふ化後28日以降は、1平方メートル当たり10羽以下の環境で飼育していること
純系名古屋コーチンとブロイラー(普通の鶏)の比較
純系名古屋コーチン | ブロイラー | |
---|---|---|
名古屋種×名古屋種 血統書付き |
血筋 | 肉用の鶏で 孵化後3ヶ月未満の鶏 制限なし |
他の鶏が混ざらないため、常に安定した美味しい鶏ができる | ||
130日前後 | 飼育期間 | 50日前後 |
2.6倍と非常に長い期間を低カロリー飼料で育てるので、旨みが凝縮された鶏肉になる | ||
自由に動き回れる 解放平飼鶏舎 (広い鶏舎) |
飼育方法 | 窓なし鶏舎で昼夜 餌を食べ続ける 決まりなし |
常に運動しているので、身が締まり歯応えがでる | ||
1m²あたり 10羽以下で飼育 |
飼育密度 | 決まりがないため 密度はかなり高い 大量生産 |
ストレスがかかり、個体の病気への抵抗力が違うため、健康を保つことが難しい | ||
普通の鶏の2.6倍もの間、 運動して育つ名古屋コーチン。 だから歯応えとコクがあり、 旨みがたっぷりと凝縮されています。 植物性の飼料(えさ)を使うため、 肉のクセや臭みが少なく、 低カロリーです。 |
肉質 | ブロイラーは短期間のうちに 高カロリーのえさを与え、 運動させずに太らせます。 脂分が多く、やわらかい肉質、 コクもなく淡白な味になります。 動物性の飼料を使うため、 独特の臭みが出てしまいます。 |